気になるケロイドはレーザー治療でお別れ
ケガをしたときなどで皮膚が炎症をおこしても自然に治ることは多いですが、炎症がそのまま続いて皮膚が盛り上がることがあります。
これがケロイドを生じている状態です。
その発生原因としては、ケガの他にも火傷やにきびなどで引き起こされる可能性があります。
紀元前のエジプトのパピルスにも記載されているくらい古くから存在する病気で、長い間その根本的な原因を究明することができずに不治の病とされてきましたが、比較的最近になってから原因が分かり、今では治療方法にもさまざまさものがあります。
ケロイドの治療方法には、内服薬、外用薬、ステロイドテープ、注射、手術などがあり、できた部位や状態などによっても最適な治療方法は異なりますが、手術はすべきではないというのが従来の考え方でした。
手術することによって再発して、さらに以前よりも悪化することが多かったためです。
現在では、手術後の縫い方を工夫したり放射線治療を取り入れることで再発の可能性は減っています。
また、保険適用外の治療方法ではレーザー治療があります。
レーザー治療と他の治療方法を組み合わせることで、さらに効果は上がります。
ただし、あくまでも保険適用外ですので、費用としてはかなり高額になるところもあります。
レーザー治療と考えている人は、治療を受ける前によく医師と相談し、明確な金額をしっかりと確認しておくことが必要です。
自分に合った治療方法で嫌なケロイドとはさよならして、心身ともに健康な日々を過ごしましょう。